2018年1月25日(木) 厚別北小学校で講演をしてきました。

 札幌市立厚別北小学校6年生に「弁護士の仕事とは」というテーマで講演をしてきました。

 同小学校では、外部講師として様々な職業の社会人を招いて話をしてもらうという授業を行っており、今年度は私で6人目で、これまで看護師、作業療法士、プロバスケの選手など多彩な職業の方が講演をされてきたとのことです。

 私が学生だった昔は、社会人から職業の話を直接聞く授業はなく、素晴らしい取組みで、今の子どもたちは恵まれていると思いました。

 弁護士の仕事を小学生に果たして分かりやすく伝えることができるだろうかとやや心配でしたが、6年生になると社会の授業で憲法や人権の勉強もしているのと、テレビで弁護士ドラマを見ているとのことで、児童たちが熱心に聞いてくれて嬉しくなりました。

 講義の後の質問タイムでは多くの児童たちから質問を受けました。何と20人以上!

  Q「悪いことをした人の弁護をしてストレスを感じませんか?」
  Q「テレビの弁護士ドラマは、現実の弁護士と大分違っていますか?」
  Q「何で弁護士になろうと思ったんですか?」

 子どもたちの質問が鋭いのにびっくりしました。

 時間切れで全ての質問に答えられなかったのは残念でしたが、私も良い刺激を受けることができました。

 最近、弁護士の職業は学生に人気がないらしいので、子どもたちが弁護士のイメージを持ってくれて、将来の職業選択の候補に挙げてくれると良いと思います。

清水 智