2024年4月1日(月) 北海道弁護士会連合会理事長に就任しました。

 2024年3月31日をもって札幌弁護士会会長の任期が無事終了しました。多忙な1年間でしたが、たくさんの方とご縁をいただきました。また、日本弁護士連合会の理事会にも毎月1回出席し、多くの貴重な経験をすることができました。

 さて、4月1日から北海道弁護士会連合会の理事長に就任しました。任期は1年間です。

 北海道弁護士会連合会は、北海道内の4弁護士会(旭川弁護士会、釧路弁護士会、札幌弁護士会、函館弁護士会)で構成された連合会です。弁護士会連合会とは、同じ高等裁判所の管轄区域内にある複数の弁護士会が、共同して特定の事項を行う為に設立した団体で、弁護士法第44条にその根拠があります。日本には8個の弁護士会連合会があり(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国地方、四国、九州)、それぞれの地域に特有の法的課題に取り組んでいます。

 私たちが暮らす北海道は、日本で最大の面積を持つ都道府県で、その面積は83,454㎡、日本全体の約22%を占める広さです。

 このため、北海道では、近くに弁護士がいないために、弁護士に相談したり解決を依頼することができない、という「弁護士過疎・偏在問題」が深刻です。

 そこで、北海道弁護士会連合会は、特に北海道における「弁護士過疎・偏在問題」の解消に力を入れて取り組んでいます。

 今年度も、顧問先をはじめとする当事務所のお客様には、いつもどおり迅速かつ丁寧な法的サービスを提供できるよう心掛けながら、微力ながら弁護士の使命である基本的人権の擁護と社会正義の実現に寄与して参りたいと思います。

清水 智